平成31(2019)年 第33回白川郷ライトアップ開催のお知らせ!!
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こんにちは。

どんなに雪が降ろうと寒くても一度は見てみたい冬の風物詩 イベント『白川郷ライトアップ』

2月20日(水)10時0分 ドリームニュース

観光地イベントでは全国初となる完全予約制を導入した、2019年白川郷ライトアップが無事終了しました。
合掌造り集落としては日本最大規模を誇る岐阜県白川村荻町で行われた冬恒例イベント「白川郷ライトアップ」が、2019年1月14日から2月17日の計6日間のイベントを無事終了しました。

■完全予約制導入のきっかけ

人口600人弱の集落に例年1日8,000人、多い時では10,000人を超す来場者数に渋滞、混雑、違法駐車、観光客と住民とのトラブルなどが後を立たず、イベント催行には何かしらの手を打つ必要がありました。

第33回目となる今年から、マイカーの駐車場利用と集落を一望できる展望台行きシャトルバスの乗車券の完全予約制を導入し、オーバーツーリズム(過剰な混雑)克服に向け一歩を踏み出しました。

予約制を導入することで、大きく下記3つのポイントを改善することに努めました。
・地域住民の幸福度の向上
・観光客の満足度の向上
・観光客の安全確保

■改善点

来場者の7-8割が訪日外国人(インバウンド)観光客ということもあり、地域住民で構成するライトアップ委員会がインバウンド体験ツアーなどの実績がある旅ジョブ(岐阜県飛騨市)に完全予約制の運営・管理を委託しました。

完全予約制を導入することで、下記の点を大きく改善することができました。
◎渋滞解消: 例年駐車場に入るまで1-2時間の渋滞は常態化していたが、今年は長くても10分程度に。
◯混雑解消: 例年の3分の2から半数の来場者数へ。但し、最適な数字は議論する必要あり。
◎違法駐車: 例年1日50台以上あったが、今年は数台程度へ。
◎イベント収益: 来場者数は減少したが、値上げにより大幅に改善。
◎周知: ライトアップと知っていて来場したお客様は1日3-4組程度。
◎キャッシュレス化: 事前決済のため、現地での現金のやりとりは一切なし。
◎人手不足: 例年15-20人の地域住人ボランティアを配置していたが、今年はゼロへ。
◯地域住民と観光客のトラブル: 特に大きなトラブルなし。

また来場者数は半減近くにコントロールしたものの、食事処や土産処の売上は例年とほぼ変わらず、時間に余裕ができたお陰か行儀よく並ぶなどお客様の質も良くなったと喜んでいました。

■今後の課題

完全予約制を導入したことでこれまでに発生していた問題の8-9割が解決することができました。
しかし、多くの問題が解決する中で、これまで見えてこなかった課題が新たに浮き彫りになりました。

(1)日中の村内観光客の駐車スペース
例年の渋滞を巻き起こしていた一つの原因に、
"夜のライトアップイベントを目的に来られたお客様ではなく、日中の村内観光客も同じ駐車スペースを利用していたこと"が今回分かりました。
500台しか受け入れ能力のない駐車スペースに日中の村内観光客の車両が200-300台、そしてライトアップを目的に来られる観光客の車両が400-500台程度と見られます。
日中の村内観光客の駐車スペースをどうするかが今後の大きな課題になります。

(2)カスタマーエクスペリエンス(Customer Experience)
白川郷ライトアップにご来場されるお客様の期待値は高いのですが、
それが現場でのちょっとしたやり取りや態度でお客様にとって嫌な経験やネガティブなイメージに変わってしまうこともありました。
海外のお客様が多い中で、ガードマンや通訳案内人へのマニュアル共有・教育といった基礎部分の徹底も課題として上がりました。

(3)ドローン問題
多くの来場者がライトアップを鑑賞する上空でドローンが数台発見されました。
地元警察により、即座に飛行中止できた件もあれば、操縦者を発見できない件もありました。
イベント会場でのドローンは非常に危険で、禁止されているためこちらの対策も必要になってきます。
■どのような地域にしていくのか?という議論が必要

ここ最近オーバーツーリズムや観光公害というワードが話題になっていますが、
そもそも誘致の段階でどのような地域にしていくのかを設計できていないために引き起こしている問題とも言えます。
観光客数などの量だけではなく、地域住民の幸福度や観光客の満足度といった部分にも焦点を当てていくことが、持続可能な発展と感じています。

終わりの始まり。2020年に向けて上記の課題を改善していく議論がスタートしました。

観光地イベントでは全国初となる完全予約制を導入した、2019年白川郷ライトアップが無事終了しました。

冬季の決められた日にちだけに開催される夜のライトアップは、普段日中にはない幻想的ファンタスティックな風景を見ることができる大人気イベントとして毎年多くの人が楽しみにしています。ここ数年は訪日外国人旅行客(インバウンド)が増えている状況です。
そんな白川郷ライトアップのお知らせを地元民としてナビゲートいたします!

是非チェックしておきましょう(注)↓

平成31年第33回白川郷ライトアップ開催日のご観光時間について

2019年ライトアップへお越しいただく方へ

平成31(2019)年 第33回白川郷ライトアップ開催のお知らせです。

白川郷ライトアップに出かける計画中の皆さん~

 2019年ライトアップから全体の流れが大きく変更になりますのでご注意ください。    是非チェックしておきましょう(注)!!


照明に照らされた白川郷合掌造り集落

2019年白川郷ライトアップ日程発表
1.重要変更事項
2019年ライトアップから全体の流れが大きく変更になりますのでご注意ください。

この度は白川郷観光協会のホームページへご訪問下さり、ありがとうございます。
32年に渡って続いてきました白川郷冬の風物詩・ライトアップも皆さまのご支援がありここまで続けてくることができました。

さて来年は前回までとは異なり多くの変更点がございますので、目を通して頂くよう宜しくお願い申し上げます。

入場者数制限を導入するため、下記2点が大きく変更となります。

①駐車場は駐車許可証を保有した車のみが駐車可能となります

駐車許可証をお持ちでない車はいかなる理由でも駐車不可でございます。
予めご了承ください。

②展望台行きシャトルバスチケットは、事前予約制となります

ライトアップ開催中、展望台へのアクセスはシャトルバスのみとします。
チケット入手方法は下記、 参加方法をご参照ください。

申込多数の場合には、公平なランダム抽選を行い、当選者のみに駐車許可証 / チケットを発送いたします。

ライトアップは村内5箇所で実施されており、展望台以外にも多くの見所がございます。

ライトアップ見学をされない一般の観光について

※ライトアップの予約をされていない方

【マイカー・レンタカー・タクシー(普通車)】
「せせらぎ公園駐車場」のご利用は14時までとなります。14時以降は、駐車場のご利用と観光はできません。
また展望台は15時までのご利用となります。

【マイクロバス以上】
前年同様、「せせらぎ公園駐車場」のご利用は17時までとなります。

旅行会社様・バス会社様
マイクロバス以上の予約について

白川郷ライトアップは「マイクロバス以上に関しても完全予約制」です。見学許可証が無いバスはライトアップのご見学が出来ません。
乗客全員が白川村内の受付対象施設内のサービスを当日に有料利用することを条件に予約受付をしています。
受付台数には上限があり、各施設により受付台数は異なります。

白川郷ライトアップ委員会事務局(白川郷観光協会)では、旅行会社様やバス会社様と受付対象施設の斡旋はしていませんので、次の受付対象施設リストを確認していただき、直接お問合せをお願いいたします。

なお、お問合せいただきましても施設の都合により、予約が出来るとは限りませんのでご理解をお願いいたします。

平成31年 第33回白川郷ライトアップ
バス受入対象施設リスト

2.入場制限の経緯

•イベント当日の大渋滞緩和
•展望台からの落下、トラブル回避
•展望台行きチケット配布時の混乱回避

大変有難いことに、
ここ数年、非常に多くのお客様にご来場頂いておりました。
その結果、当村の駐車可能台数を超える方々が乗用車でお越しになり、当日は大渋滞を引き起こしました。
そしてライトアップ点灯後も駐車できずに入村できないという方々もおりました。

高速道路を降りて村内へは、一本の公道のみで迂回等できないため、
ご来場者以外にも、宿泊者・公共バス・ツアーバス・村民など様々な方々にご迷惑をお掛けしました。

また展望台チケットに関しては、
チケット配布までに長時間お待たせさせてしまったこと、
列に並んでいたにも関わらずチケットを入手できなかったこと
など現場での混乱を生じさせてしまいました。

上記のような状況・反省を踏まえ、
2019年から事前予約制という形式で進めさせていただくことにしました。
ご理解宜しくお願い致します。

3.開催日程

2019年は全6回開催します。

回数 開催日時 照明時間
第1回 1月14日(月) 17:30 – 19:30
第2回 1月20日(日)
第3回 1月27日(日)
第4回 2月3日(日)
第5回 2月11日(月)
第6回 2月17日(日)

*1月14日、2月11日は祝日

 

4.参加方法

上記の通り、2019年からライトアップの参加は事前予約制となります。
全て事前予約の手続きが必要となり、予約のない方には入村をお断りしておりますのでご留意ください。

8月中旬(8月10 -20日)に予約申込の詳細情報を当ウェブサイト上にて発表します。
最新情報を受け取り希望の方は、ページ下部のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

下記4つのいずれかをご希望頂き、お申し込みいただく流れになります。
①当日村内に宿泊
②日帰りで駐車場を利用
③ツアーバスで参加
④公共バス

村内宿泊 当日駐車場利用 ツアーバス 公共バス
事前予約 必要
予約方法 協会 / 個別 協会 各旅行代理店 各バス会社
交通手段
公共バス、車
車、タクシー ツアーバス 公共バス
展望台行きシャトルバスチケット 全員に配布 当選者のみ なし 一部あり

 

①当日村内に宿泊をご希望される方

a. 協会経由の予約申込

8月中旬から予約受付を開始いたします。
詳細は8月中旬に当ホームページ上で発表致します。

なお 先着順ではなく、抽選形式にて行います。


b. 個別に各宿泊施設へ予約申込

8月上旬に予約可能な宿泊施設のリストを当ホームページ上で発表致します。
上記日程以前での宿泊受付は一切受け入れておりませんので、ご了承お願いします。

* 宿泊者の方は、宿泊施設の指定駐車場をご利用いただけます。
下記②の予約は必要ございません。

各宿泊施設の予約受入状況は、弊協会が全てを把握しているわけではございません。
【TripAdvisor (トリップアドバイザー) 】で現在の空室状況などは こちら からご確認宜しくお願いします。


②日帰りで駐車場利用をご希望される方

上記①同様、8月中旬に予約申込を開始致します。

こちらも 先着順ではなく、抽選形式にて行います。

駐車場: 3,000円 / 台 (1台8人乗りまで、9-12人の場合: 5,000円 / 台)
展望台行きシャトルバスチケット: 1,000円 / 人

*展望台はシャトルバスチケットが必要になります。抽選になっております。
*お支払いは全て事前クレジットカード決済となっております。
当選者のみに詳細情報をメールでお送りします。

白川郷、もしくは周辺地域の宿泊施設の予約受入状況を確認したい方は、下記からご確認ください。
トリバゴ


③ツアーバスでの参加をご希望される方

各ツアー会社にて募集をしております。
ツアー会社の状況はこちらでは把握しておりませんので、
”白川郷 ライトアップ ツアー”などのキーワードでご検索ください。


④公共バスでの参加をご希望される方

各バス会社にて募集を開始致します。
詳細は後日(日程未定)当ホームページ上でご紹介いたします。

白川郷観光協会 / 2019年白川郷ライトアップ日程発表

岐阜・白川郷、観光客の増え過ぎで入村制限、集落ライトアップ時は完全予約制に

岐阜県の白川郷観光協会は、2019年1月の白川郷ライトアップイベントで、来場者を抽選式の完全予約制とする方針を発表した。観光客が急激に増加したことで現地の受け入れ能力を超える「オーバーツーリズム」への対応策の一環だ。

同イベントの開催は来年で33年目。毎年多くの観光客が訪れるが、最近は村の受け入れ能力を大幅に超え、現場では様々なトラブルが発生していた。イベント当日に数千人が訪れて大渋滞となるのに加え、おおむね半数近くがインバウンド客となっている状況下で、外国人対応スタッフの対応配置などをおこなっても現場では混乱する事態も。また、イベント時期に限らず、中華圏の団体客が多いために個人旅行の欧米系旅行者が白川郷を敬遠し始めているという課題も抱えているという。

こういった問題の回避に向け、ライトアップイベントでは来場者を完全予約制とすることを決定。早めの情報発信や展望台行きシャトルバスチケットの配布方法なども再検討することにした。

村内では、ライトアップイベントの開催をいったん中止する意見もあったが、心待ちにしている観光客のことを考え、できる限りの対応をおこなって継続することで決定。高速道路もなく、世界遺産でもなかった33年前に村民が結束し、集客のため、また地元を知ってもらうために考案・実施したライトアップイベントの「原点」に戻ることにした。
.

2019年のライトアップイベント概要

・日程:2019年1月14日、20日、27日、2月3日、11日、17日
・場所:白川村荻/町集落内
・対象:ライトアップに来場予定者全て
・変更点:イベント当日の入村制限あり。事前申込、抽選式の完全予約制の導入

ライトアップ2019事前予約について

大変長らくお待たせしました。
本日予約方法や予約開始時期など決定事項を発表いたします。

                                                                  1.予約方法

前回発表の際にも記載しましたが、入村には事前予約が必要となり、予約のない方には入村をお断りしておりますのでご留意ください。
イベントへの参加には、下記4つのいずれかの予約が必要になります。
展望台行きシャトルバスチケットは各日1,000枚の配布を予定しております。
なお展望台行きシャトルバスチケット単体での販売は一切行っておりません。
展望台行きシャトルバスチケット: 1,000円 / 人

申込などの全体の流れに関しては、下記をご参照ください。
なお宿泊、駐車場利用の双方ご希望の方は、どちらの項目を選択することも可能です。

■村内宿泊
a. 観光協会経由の予約申込

8月15 – 30日の期間で予約申込を開始いたします。
8月14日もしくは15日に予約申込詳細、抽選方法などを発表致します。
公平なランダム抽選を行い、9月上旬に当選発表を致します。

観光協会経由での予約可能な宿泊施設は、下記リストになります。
これらの施設への直接のご連絡はお控えください。協会経由でのみ受付可能です。
なお先着順ではなく、抽選形式にて行います。

b. 個別に各宿泊施設へ予約申込

今年はございません。観光協会経由での予約をご利用ください。

*村内宿泊の予約を取られた方は、下記日帰り駐車場許可証は必要ございません。 宿泊施設の指定駐車場に駐車して頂きます。

—宿泊事業者の諸事情—
昨今ライトアップ時に宿泊施設の予約が全く取れないといったお声を頂いております。今回は休業せざるを得ない状況など背景をご説明いたします。

ここ白川村の宿泊事業を営むほとんどは家族経営です。
しかし実態は多くの民宿や旅館では女将一人で切り盛りしています。
ライトアップ当日また前後日には皆様の安全、そして美しい景観保護のため、
ガードマンとして、またはゴミ拾い・トイレ掃除として当番制でボランティア活動を行なっております。
その為、折角お越しいただくお客様へ十分なサービスを提供できないと考え、営業しない宿泊施設も多いのです。

白川村は1,600人弱の小さな村で、
茅葺き屋根の光景が広がる荻町という地域の住民数はわずか600人弱です。
そんな中、ライトアップ当日には荻町人口の15倍ほどの観光客が押し寄せる年が続いておりました。

村民には昔から「結い」という相互扶助の精神があり、「住民と来訪者が協働してつくりあげる世界文化遺産・白川郷」を目指しています。
是非このような状況をご理解いただけたらと存じます。

■日帰り駐車場利用

8月15 – 30日の期間で予約申込受付を開始いたします。
8月14日もしくは15日に予約申込詳細、抽選方法などを発表致します。
公平なランダム抽選を行い、9月上旬に当選発表を致します。
駐車場: 3,000円 / 台 (1台8人乗りまで、9-12人の場合: 5,000円 / 台)
*上記駐車料金に展望台チケットは含まれておりません。当選者の方は別途展望台シャトルバスチケット費用が必要になります。
展望台行きシャトルバスチケット: 1,000円 / 人

■各旅行会社ツアー

各旅行会社のウェブサイトをご確認ください。こちらでは旅行会社の件は把握しておりませんのでご質問頂いても回答出来かねますのでご理解お願いします。

■路線バス

(ライトアップ終了後夜間バス)
現在のところ10月1日に予約開始予定です。なお枚数や行き先など詳細は未定ですので、確定次第ウェブサイトにて掲載致します。

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